【銀行員必見】HSBCがオープンバンキングアプリを4月にも開始か -銀行のAPI公開でフィンテック企業が参入

イギリス大手4行の一つHSBCが、他の競合銀行に先立ち「オープンバンキングアプリ(名称:Connected Money)」を、早ければ今年4月中旬にも開始します。HSBCの顧客が同意すれば、同行が持つ顧客情報をフィンテック企業等の第3者企業に開示することとなります。

HSBC Mark E Tucker Group Chairman.JPG

HSBCの顧客にとって、どういう影響が生じるのでしょうか?
顧客は、HSBCのモバイルアプリから、フィンテック企業が提供する便利なサービスを使用できるようになります。たとえば、オンライン銀行のMonzo(モンゾー)、Starling(スターリン)、Atom Bank(アトムバンク)とHSBC間の送金を今までより簡単にできるようになります。また、フィンテック企業は、HSBCが持つ顧客の支払明細や預金残高等の情報にアクセスし、自社のサービスを同アプリ上で提供できるようになります。想像してみてください。MUFGアプリ上で、Facebookメッセンジャーの送金アプリを使えるようになると思えば、とても便利ですよね!日本も、もっともっと進んでほしいものです。

HSBCの発表について専門家からは、「他行に先駆けてオープンバンキングアプリを開始するのは素晴らしいものの、他行が少し優れた機能・サービスを付けて追随する可能性もある」と警鐘を鳴らしています。HSBCはサービス開始後も改善し続けることが顧客流出に歯止めをかけるポイントとなるでしょう。

他の3銀行(バークレイズ、ロイズ、RBS)が、オープンバンキングアプリを発表すると思います。動きがあれば、また書きたいと思います。

ご参考ですが、今年1月から始まったEUによる第2次決済サービス指令(PSD2)では、公正な競争環境の整備や消費者保護、金融業界におけるイノベーション促進のため、大手銀行に対しオープンバンキングを要求しています。



関連記事「HSBCが人工知能(AI)によるマネロン検出を開始 -世界中の銀行業界で加速する金融犯罪対策」はこちら↓
http://fintechnewslondonfintechjagi.sokuho.org/article/hsbcaispotmoneylaunderingbankcleanupfinancialcrime.html



(参照:HSBC UKのHP)
https://www.hsbc.co.uk/1/2/contact-and-support/open-banking

(参照:Financial Times紙2018.3.12)HSBC hopes to launch ‘open banking’ app within months https://www.ft.com/content/2fb74906-23b7-11e8-add1-0e8958b189ea



「なるほど!」と思った方は、「いいね!」お願いします
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓


今月の人気記事ベスト20

商品紹介