急速な顧客拡大を続けるフランスのデジタル銀行Orange Bank

2017年にフランスの最大手通信会社Orangeが開始したデジタル銀行「Orange Bank」が急速な勢いで顧客を拡大しており、同国の銀行業界の間では破壊者(ディスラプター)となりうる脅威と見られつつあります。 ============================================================= Orange Bank André Coisne CEO フランスの銀行市場は、イノベーションの文脈において諸外国と比べて最も先進的な市場とは言えない。私たちは、これを顧客を拡大する大きなチャンスだと思っている。 ============================================================= 【目次】 ✓急速な勢いで顧客拡大するOrange Bank ✓デジタル銀行の課題 ✓フランスの銀行市場におけるディスラプション ✓フランスのモバイルバンキング ✓伝統的銀行の抱えるイノベーション課題 ✓フランスの伝統的な銀行におけるデジタルイノベーション手法 <急速な勢いで顧客拡大するOrange Bank> ✓Orange Bankは、今年3月までの1年ほどの期間ですでにフランス市場で10万人の顧客を抱えるほどに急拡大しています。UBS銀行のアナリストによれば、Orange Bankと同じペースで顧客を拡大しているのは、フランスの大手行「Société Géné…

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年平均+445%で躍進する豪デジタル銀行Prospa、今年中にもIPOか -中小企業融資市場シェア拡大に向けた資本…

オーストラリアのオンライン銀行Prospaが、IPOの可能性を示唆しました。Prospaは資本増強を実施し、主力商品である中小企業融資(ローン)販売拡大のための事業基盤を固めに動き出しています。 2011年に創業したProspaは、アジア太平洋地域の高成長企業調査「FT 1000 High-Growth Companies Asia-Pacific 2018」で見事トップとなったオンライン銀行で、去年には顧客企業数が1万2千社を超え同行の数値目標である融資額5億オーストラリアドルを達成しています。 【目次】 ✓商品・審査システム ✓資金調達・IPO ✓商品開発の背景 ✓Prospaの挑戦 ✓FT 1000 High-Growth Companies Asia-Pacific 2018調査結果 ✓まとめ <商品・審査システム> ✓Prospaは、3か月から12か月の期間で5000~25万オーストラリアドルを中小企業に融資する商品をオンラインで提供していますが、特徴は10万オーストラリアドルまでなら無担保で借りることができるところです。また、融資の申請には10分程度で完了するオンライン上の手続きを行うだけで基本的には同日中に承認がおり、着金は24時間以内と非常に早いところが中小企業経営者のニーズをキャッチしているところでもあります。 ✓「本当に審査しているの?」と思われた方もいるでしょう。Prospaは優秀なフィンテック企業ですので、機械での自…

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銀行の「顧客情報確認(KYC)」に生態認証とAIが注目 -フィンテック企業と提携し高度なコンプライアンスを実現

ネットショッピングなどオンライン上での支払い件数が増えるなか、銀行業界では個人情報保護に加えてマネーロンダリング(マネロン)などの金融犯罪対策の重要性がますます増してきています。金融機関がイノベーションの一環として先進ITの実用化を図るなか、特に金融犯罪対策に関しては生態認証(Biometrics)と人工知能(AI: artificial intelligence)が注目技術となっています。 【目次】 ・背景 ・金融業界で注目される生体認証技術 ・KYC領域サービスを開発するフィンテック企業 ・金融業界で進むKYC領域のフィンテック企業との協業、フィンテック投資 ・新KYCサービスに関する議論 ・日本の金融業界におけるマネーロンダリング対策 ・まとめ ============================================================= <背景> ✓近年、ヨーロッパの銀行業界では、マネーロンダリング対策が不適切な結果、反社会的勢力・団体による金融取引事象が発生したとして、各国金融当局から複数の銀行に多額の課徴金支払いを命じられるケースがありました。BNP Paribas(BNPパリバ)やHSBCも課徴金支払いも命じられており、各社決算に響くほど多額となっています。銀行にとっては、こうした事件が取り上げられると、収益が減少するだけでなく、レピュテーション低下(風評被害)となり、顧客が流出する原因の一つとな…

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【世界初】サンタンデール銀行が国際送金アプリ「One Pay FX」を開始 -Rippleのブロックチェーン技術…

2018年4月13日、スペインのサンタンデール銀行(Santander)がブロックチェーン技術を利用した国際送金アプリ「One Pay FX」を開始しました。ブロックチェーン技術を用いた国際送金アプリを銀行が提供するのは世界初の試みで、現地でも多数のメディアに取り上げられています。「One Pay FX」のブロックチェーン技術は、シリコンバレーの有名なスタートアップ「Ripple」が開発しています。 一般的な銀行での国際送金と、「One Pay FX」での国際送金には、二つの重要な違いがあります。 一つ目は、銀行での国際送金では着金までに2日から一週間程度かかりますが、「One Pay FX」は凄いです。【当日着金】です。今までの国際送金は何だったのでしょうか。 二つ目は、国際送金されたことがある方なら経験された場合もあるでしょうが、送金から着金までに不透明な手数料がいくらか発生し、思っていた金額と異なる金額が着金することがありました。しかし、「One Pay FX」は凄いです。送金時に、着金する金額が分かります。 当たり前のように思えますが、長年銀行業界ではこれらのことができていませんでした。確かに、これほどまでに便利なら、利用したい方は多いでしょう。そして、一度「One Pay FX」を使えば、今までの国際送金を使うことはなくなるでしょう。 「One Pay FX」は、スペイン、イギリス、ポーランドに居住する同行の顧客が利用できるサービスとなっています。この4カ国…

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【銀行員必見】HSBCが人工知能(AI)によるマネロン検出を開始 -世界中の銀行業界で加速する金融犯罪対策

2018年4月8日、イギリスのHSBC銀行がマネロン(マネーロンダリング)、金融詐欺、テロリスト資金などの金融犯罪の検出に、フィンテック企業が開発する人工知能(AI: artificial intelligence)が搭載されたをサービスを利用すると現地メディアにて報じられています。人工知能の活用により、検出処理を今までよりも早く・安くできるようになります。 マネロンとは、「資金洗浄」とも訳されますが、反社会的団体が麻薬の販売など犯罪から得られた資金の跡がつかないように、複数の金融口座を転々とさせることを言います。そうすることで、警察などに摘発されることを逃れようとしているわけです。 HSBCは人工知能・マシーンラーニングを搭載したサービスを開発しているイギリスのフィンテック企業「Quantexa」と提携し、同社のAIソフトウェアをHSBCのシステムに統合して検知処理を行います。このAIソフトウェアは、HSBCが保有するデータとオンライン上にある膨大なデータをスクリーニングし疑わしい行動を検出します。Quantexa は2016年に創設されたばかりのスタートアップで、いわゆる「フィンテック企業」です。 Quantexaのサービスは、幅広い情報ソースから構造データ(ストラクチャードデータ)と非構造データ(アンストラクチャーデータ)をスクリーニングし、口座開設や送金などの金融取引を行おうとする顧客の電話番号、住所、企業経営者、ニュースなどから金融犯罪に関連する情報がないかを即座に検…

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大手銀行のシェア、7年以内に3割減少の可能性 –Citiグループが衝撃の調査結果を発表

先進IT技術やイノベーティブなサービスを武器に大手銀行から顧客を奪い取ろうとするデジタル銀行の動きに、大手銀行は焦りを見せ始めています。「フィンテック」という言葉が流行りだしてから数年たちますが、残念ながら「金融機関の動きは遅過ぎるのではないか」との声が多々聞かれるのが現状です。 Citiグループが実施したアメリカとカナダの銀行を対象にした調査「BANK OF THE FUTURE」では、大手銀行に激震が走る結果が判明しています。 調査結果では「伝統的に大手銀行の収益源となってきた領域の収入が、2025年までに3分の1以上減少する」可能性があると指摘されています。 ========================================================== 2025年までに北米の既存銀行は、ペイメント(送金)、資産運用商品、中小企業融資等から得られる収入が34%減少する可能性がある ========================================================== 同調査では、世界の中でも北米の銀行市場はデジタル技術を用いて参入する新興銀行が多く、伝統的な大手銀行がもつ顧客基盤をディスラプト(破壊)する可能性が高いとされています。ただし、クレジットカード領域については顧客流出のスピードは比較的遅いとの調査結果が判明しており、2025年までにデジタル銀行は17%のマーケットシェアのみを持つと予測されています。 …

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イギリスのフィンテック企業「Oodle」がCitiグループから1億ポンドの巨額資金調達

2018年3月27日、イギリスのフィンテック企業「Oodle」がアメリカの大手行Citiグループ(Citi Group)から1億ポンドの資金調達を得たことが明らかとなりました。今回のCitiグループによる出資は、単なる資金調達ではなく戦略的提携の一環とされています。 Oodleは、昨年に大手非上場株式投資ファンド(プライベートエクイティファンド)であるKKRから6千万ポンドを調達しており、ヨーロッパのフィンテック業界では注目企業の一つとなっていました。 関連記事「ヨーロッパ最大級のフィンテック投資、アリアンツとテンセントから資金調達」はこちら↓ http://fintechnewslondonfintechjagi.sokuho.org/article/458154450.html Oodleは個人消費者向けに中古車購入時の資金支援(自動車ローン・融資・レンディング)を行うオンラインサービスを展開しています。既に11.8億ポンド以上に相当する申請を受け付けており、フィンテック業界の中では消費者の認知度が高い企業となっています。また、Oodleのオンラインサービスでは、消費者が購入したい中古車を検索することもでき、高い利便性があるところも人気の要因と言えます。 現地メディアによりますと、Oodleは今回調達した資金を顧客への融資に利用可能となっているようです。 今回の資金調達発表時、OodleのJonny Clayton CEOは、「Oodleは個人消費者の中古車購入時におけ…

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BBVA提携のフィンテック企業「Denizen」が【無料】の国際送金サービスを開始

スペイン第2位の銀行BBVAと提携するシリコンバレー発フィンテック企業「Denizen」が、世界初となるグローバルバンクアカウント(グローバル銀行口座)サービスを開始することが報道されています。 グローバルバンクアカウントを持つユーザーは、複数の国で利用できるデビットカード(1口座)を持ち、複数通貨の受取りと送金を【無料】でできるようになります。 Denizenは、最初の顧客ターゲットとして、アメリカ在住のスペイン人としており、今年8月までにはEU10カ国への事業展開を計画している。安価で簡易な国際送金サービスについてはTransferWiseが有名ですが、同社の場合送金手数料が必要となっており、Denizenが提供する【無料サービス】は衝撃的なニュースとなるのではないでしょうか。 現在Denizenは、送金免許(ペイメントライセンス)のみ取得しており、銀行ライセンスは持っていません。そのため、銀行ライセンスを持つBBVAと提携し、同行の口座を通じてエンドユーザーにサービスを提供することになります。なお、BBVAは、同行のデジタル部門からDenizenに出資していることに加え、独自に運営するインキュベーター施設で育成してきた経緯があり、両社の関係性は密接であったことから今回のコラボレーションが生まれました。Denizenは、BBVAが銀行免許を持たない国については、別の銀行と提携し事業を拡大していくことを計画しています。 Denizenの今後の事業拡大計画については公表されていませ…

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国際送金費用が1ユーロ!ロンドンのフィンテック企業「Opal Transfer」が国際送金サービスを拡充。当日着金も

今年3月、ロンドンのフィンテック企業「Opal Transfer(オパールトランスファー)」が既存の海外送金サービスの拡充を発表しました。ユーザーは、イギリスからの新たな送金先として、イタリアを選べるようになりました。注目点は、海外送金サービスの価格と送金に要する時間です。 <注目点> イタリアからイギリスへ送金する際に要するコストは、【1ユーロ】です!著者の知る限り、国際送金サービス業界の中でも最低水準の価格です。国際送金スタートアップとして有名なTransferWise(トランスファーワイズ)よりも安いのではないでしょうか。 そして、基本的に【送金当日に着金】します!当日着金はユーザーにとって非常に便利ですよね。 関連記事「ロンドンは世界最高のフィンテックエコシステム?シリコンバレーとの違いとは」はこちら↓ http://fintechnewslondonfintechjagi.sokuho.org/article/fintechkenshirou180818.html 今回発表されたイギリス・イタリア間の送金サービスは、いずれの国からも送金、着金ができます。Opal Transferは、中東欧諸国との国際送金サービスを展開しており、西欧国であるイタリアとの双方向サービスは初の事例となります。現在Opal Transferは、サービス利用可能国を拡大する計画を進めており、今回のイタリアの追加も、本計画の一環となっています。 新サービスの発表時、Opal Trans…

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デジタル銀行「OakNorth」、イギリスのチャレンジャーバンクで初の黒字達成 -事業費削減が奏功

オンライン上で中小企業・スタートアップ向け融資サービスを展開するイギリスのデジタル銀行「OakNorth」が、同国チャレンジャーバンクで初めてとなる通年決算の黒字を達成しました。今回、2度目の通年決算となり、税引前利益は10.6百万ポンドとなりました。 収入について、銀行の主要業務(融資等)から得られる資金利益(Net Interest Income)は、2017年24.9百万ポンドと前年の7.2百万ポンドに比べて凡そ3.5倍に増加しています。Financial Times紙によりますと、2017年における「OakNorth」による融資金額は、前年の3倍となる851.5百万ポンド、契約者の預金残高合計は、同じく2倍超となる491百万ポンドとなっています。 「OakNorth」は、同行の全てのコアITシステムをクラウド上で扱うイギリス初の銀行で、競合他行に比べても雇用している従業員が少ない等、低コスト事業モデルを確立している点が特徴と言えます。2017年12月13日に開催された「Banking Technology Awards 2017(バンキング・テクノロジー・アワード2017)」では、「Best use of Cloud」を受賞しています。「OakNorth」のRishi Khosla CEOは、「私たちが同行のビジネスをいかに考えてきたか、いかに事業を営んできたかが反映された決算内容となった。多くのフィンテック企業が収入(トップライン)の伸長や顧客数(ユーザー数)の増加を目指して…

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サンタンデール銀行が規制監督当局とブロックチェーンを活用したプラットフォームを共同開発

2018年3月22日に開催されているフィンテックカンファレンス「International FinTech Conference 2018」において、サンタンデール銀行(Santander)傘下のイギリス子会社サンタンデールUKが規制監督当局であるFCA(Financial Conduct Authority)と共同開発する、ブロックチェーンを活用した情報共有プラットフォームに関するプレゼンが行われました。 開発中のプラットフォームには、ブロックチェーン、マシーンラーニング等、先端技術が使用されています。金融機関は、規制により求められるレポーティングをプラットフォーム上で行うことができるとともに、規制監督当局はリアルタイムで確認し、承認等を行うことが可能になります(スマートコントラクトにより自動承認されるケースもあります)。また、中央銀行(BOE: Bank of England)等、他の政府機関との情報共有もできます。実用化すれば、金融機関・規制監督当局は、規制対応に係る時間短縮化や費用削減が見込めるようになります。 規制・当局対応分野のフィンテックは、Regulation(規制)とTechnology(技術)を合わせた「RegTech(レグテック)」と呼ばれていますが、サンタンデールUKとFCAが進めるこのプラットフォームはまさにRegTechです。RegTechという言葉が幅広く認知されるようになり久しいですが、まだまだ黎明期な印象があります。FCAのプレゼンテイターは、今後…

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【銀行員必見】HSBCがオープンバンキングアプリを4月にも開始か -銀行のAPI公開でフィンテック企業が参入

イギリス大手4行の一つHSBCが、他の競合銀行に先立ち「オープンバンキングアプリ(名称:Connected Money)」を、早ければ今年4月中旬にも開始します。HSBCの顧客が同意すれば、同行が持つ顧客情報をフィンテック企業等の第3者企業に開示することとなります。 HSBCの顧客にとって、どういう影響が生じるのでしょうか? 顧客は、HSBCのモバイルアプリから、フィンテック企業が提供する便利なサービスを使用できるようになります。たとえば、オンライン銀行のMonzo(モンゾー)、Starling(スターリン)、Atom Bank(アトムバンク)とHSBC間の送金を今までより簡単にできるようになります。また、フィンテック企業は、HSBCが持つ顧客の支払明細や預金残高等の情報にアクセスし、自社のサービスを同アプリ上で提供できるようになります。想像してみてください。MUFGアプリ上で、Facebookメッセンジャーの送金アプリを使えるようになると思えば、とても便利ですよね!日本も、もっともっと進んでほしいものです。 HSBCの発表について専門家からは、「他行に先駆けてオープンバンキングアプリを開始するのは素晴らしいものの、他行が少し優れた機能・サービスを付けて追随する可能性もある」と警鐘を鳴らしています。HSBCはサービス開始後も改善し続けることが顧客流出に歯止めをかけるポイントとなるでしょう。 他の3銀行(バークレイズ、ロイズ、RBS)が、オープンバンキングアプリを発表する…

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英チャレンジャーバンク タンデム銀行がフィンテック企業を買収し事業拡大!大手行の牙城に挑む

イギリスの有名なオンライン専門銀行タンデム(Tandem)が、アグリゲーションアプリを提供するParitiとの買収に合意しました!両社の強みを活かし、大手銀行の牙城を崩しにかかります! 少し話はそれますが、欧州では、第2次EU決済サービス指令(PSD2)が今年1月から開始しています。これにより、顧客が同意した場合、大手銀行各行が持つ顧客情報をフィンテック企業等の第3者に開示する必要があります。 個人情報保護が叫ばれる昨今、なぜ開示するの?と疑問に思う方もいるでしょう。個人情報の開示による顧客のメリットは、シンプルに言えば、安くて早くて便利なサービスを受けられることです。例えば、今まで数週間かかっていた中小企業ローンの査定を数時間でできるとしたらどうでしょうか?便利ですよね。 さて、話をタンデム銀行に戻しましょう。アグリゲーションに強みがあるParitiとの提携により、バークレイズ、HSBC、ロイズ銀行、RBS等の大手銀行の有する顧客情報(例えばクレジットカード情報)にアクセスすることになります。なお、ここでいうアグリゲーションとは、複数の銀行口座を管理するアプリのことを指します。 タンデム銀行は、人工知能を中心としたデジタル技術に優位性があり、フィンテックが盛んなイギリスの中でも最もスピーディな顧客拡大を実現したチャレンジャーバンクと言われています。事業拡大に向けて競合他社を買収しており、昨年には有名デパート「ハロッズ(Harrods)」の銀行を買収しています。今後数か月以内に…

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