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英国から学ぶ、政府主導のフィンテック革命 -TransferWise、イングランド銀行決済システムに非銀行で初の口…

2018年4月18日、イギリスの中央銀行であるイングランド銀行(BOE: Bank of England)は、安価・迅速な国際送金サービスを提供している「TransferWise」が同中央銀行の有する民間銀行間即時決済システム(RTGS)内に、銀行免許を持たない非銀行系決済サービス会社で初めて決済口座を開設したことを発表しました。 イングランド銀行は同国が誇る世界最高峰のフィンテックエコシステムをさらに発展させるため、財務省をはじめとする英政府、金融当局などと協力体制を敷いており、その一つとして今まで大手数行にのみ認められていた同即時決済システムを非銀行にも開放する枠組みを構築してきました。 決済口座を開設したTransferWiseは、ポンド建て国際送金サービスを今まで以上に安く、スピーディに実施できるとし、大手行との益々の差別化が図られています。 イギリスの中央銀行、政府、当局が協力してフィンテックの発展を支える仕組みは、フィンテック企業から大手金融機関まで、幅広い金融業界のプレイヤーにとって好影響を作り出しており、他国政府の関心も非常に高まっています。これらの動きをモニタリングすることは、日本政府(財務省・金融庁)・日銀にとっても有意義な示唆を得られることでしょう。 ============================================================= TransferWise クリスト・カーマンCEO …

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ロンドン金融街シティ、インド政府とフィンテック支援憲章に合意 -巨大市場にイギリスのフィンテック企業参入容易に

2018年4月13日、イギリスのシティ・オブ・ロンドン自治体(City of London Corporation)がインド高等弁務官事務所(High Commission of India)と、フィンテック分野における相互協力を目的とした検証に合意しました。2017年9月に開始された「Access India Programme(アクセス・インド・プログラム)」という、イギリスの中小企業によるインドへの進出や投資を促進させる両政府間の相互協力の枠組みの中で、シティ・オブ・ロンドン自治体とインド高等弁務官事務所は特にフィンテック分野では積極的に協力してきましたが、今回公式に合意し、今までの協力活動をより活発化させることを目指しています。 この合意により、ロンドンのフィンテック企業は、巨大な市場規模と高度成長を続けるインド市場への参入がしやすくなることが期待されています。 ============================================================= シティ・オブ・ロンドン自治体 Catherine McGuinness(Policy Chairman) イギリスのイノベーティブなフィンテック企業の参入により、インドでデジタル革命が起こるだろう。 ============================================================= 【目次】 ✓背景 ✓主な合意内容…

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【保険系フィンテック】急成長する医療保険系スタートアップ「Alan」が大手VC「Index Ventures」から…

2018年4月10日、フランスの医療保険系フィンテック企業「Alan」が2,300万ユーロの資金調達したことが発表されました。Alanは2016年に設立されたばかりのスタートアップですが、1986年以降、フランスで初めて保険事業のライセンスを取得し、医療保険業界に新規参入した企業として以前から注目を集めていました。フランスの医療保険業界では、長年新規参入企業がなかったためアクサ(AXA)などの保険会社は安定したマーケットシェアを維持してきましたが、急速に顧客を増やしているAlanは、既存の保険会社にとってはまさに「破壊者(ディスラプター)」となり、脅威になりつつあります。フランスの医療保険業界は360億ユーロもの市場規模があり、もしAlanがシェアの5%だけでも奪うことができれば、18億ユーロもの収益を得ることができます。 なお、保険系のフィンテックは、「Insurance(保険)」と「Technology(技術)」を合わせたInsurTech(インシュアテック)と呼ばれています。 Alanは、同社自身のことを「ヨーロッパ初のデジタル保険会社」と位置付け、高品質なユーザーエクスペリエンス(カスタマーエクスペリエンスとも言う)、割安な保険料、しっかりした保障内容を武器に「医療保険業界を革新する」との野心を抱いています。 Alanは、中小企業の従業員向けにオンラインで簡単に手続きができる医療保険を提供しています。保険契約や保険料の契約者・支払い元は、従業員ではなく中小企業自身(人…

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英国の投資協会がアクセラレーターを開始 -資産運用業界で加速するイノベーション

2018年2月19日、イギリスの資産運用(アセマネ)会社240社で構成する投資協会(Investment Association)が、資産運用業界でのイノベーション需要に応えるITソリューションを開発するフィンテック企業・スタートアップに、育成を促進するアクセラレータープログラムを提供することを発表しました。業界団体がアクセラレーターを提供することは珍しく、同投資協会と加盟する資産運用会社のフィンテックへの関心は非常に高いと言えます。 「VeloCity」との名前が付けられているこのアクセラレータープログラムでは、一年に2回のタームを設けてそれぞれ4社から8社のフィンテック企業を支援し、フィンテック企業が開発途上のサービス実用化を促します。VeloCity最初の支援対象企業は、今年の第2四半期(4~6月)にプログラムを開始する予定で、6カ月間支援を受けられます。また、支援期間後には、デモデイ(Demo Day)という資産運用会社、投資家向けのイベントが開催され、そこで評価されたフィンテック企業は、サービスを納品する顧客(資産運用会社)や資金調達の機会が得られます。 資産運用業界で利用可能なサービスが支援対象とされていますが、同投資協会は、特に「人工知能(artificial intelligence:AI)」、「マシーンラーニング(machine learning)」、「分散型台帳技術・ブロックチェーン(distributed ledger technology:DLT、Blockch…

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日本の金融庁とスイス連邦金融市場監督機構(FINMA)がフィンテック推進に関する書簡を交換

2018年4月4日、日本の金融庁がスイスの金融当局(Financial Market Supervisory Authority:FINMA、和名「スイス連邦金融市場監督機構」)と、両国におけるフィンテック推進協力に関する書簡が実施されました。これにより、日本とスイスのフィンテック企業は、互いの国への進出につき両国の当局から支援を受けることができるようになります。 スイスの金融機関といえば、UBS、クレディスイス、チューリッヒ保険、スイス再保険等、日本でも聞きなじみのあるビッグプレイヤーがたくさんいますね。 スイスには、ヨーロッパでロンドンに次ぐ金融都市チューリッヒがあります。チューリッヒには、金融機関だけでなくスタートアップも多く存在していますので、ロンドン同様に、金融機関とスタートアップの交流が容易にできるエコシステムが形成されています。つまり、金融×TechnologyであるFinTechが盛んというわけです。スイスでフィンテックが盛んな都市は、チューリッヒに加えてジュネーブもあります。チューリッヒやジュネーブには、アクセラレーターやベンチャーキャピタル(VC)も存在し、フィンテック企業の成長機会を創出しています。 関連記事「ロンドンは世界最高のフィンテックエコシステム?シリコンバレーとの違いとは」はこちら↓ http://fintechnewslondonfintechjagi.sokuho.org/article/fintechkenshirou180818.html …

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ロンドン証券取引所、初のフィンテックレポート発表 -イギリスはフィンテックの理想的な国?

2018年3月21日、ロンドンで開催されたフィンテックカンファレンス「London Stock Exchange Group FinTech Investor Forum」にて、ロンドン証券取引所(London Stock Exchange Group)とイギリスの金融業界団体「TheCityUK」が、今回初となる共同マーケット調査レポート「Finance For FinTech」を発表。同国フィンテック企業は、今後3年の間、年平均88%のスピードで業績が改善するとの調査結果が判明しました。 調査対象8カ国の平均は80%であったことから、イギリスのフィンテック企業は相対的に高い成長を期待していることが確認されました。また、他国と比べ、イギリスのフィンテック企業は、公開市場での資金調達を行う傾向が見られ、資金調達に係る障壁は比較的少ないと分析されています。国際展開に関しては、イギリスのフィンテック企業の43%が進出先国としてアメリカが優先的と回答し、一方のアメリカのフィンテック企業は、35%が進出先国としてイギリスが優先的と回答しました。各国のフィンテック企業が相互に進出先として魅力的と感じている背景には、母国後が英語であること、IT人材が比較的多いこと、法令体系の類似性等の要因があるとの見解も見受けられます。 関連記事「【まとめ】イギリス政府が先導する「フィンテックウィーク2018」」 http://fintechnewslondonfintechjagi.sokuho.org/arti…

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